YOSHIKIは数々のプロデュースもしていますが、その中で大成功を収めたバンドの1つがGLAYなのです。
ミリオンセラーを達成、20万人ライブを開催し社会現象にもなったGLAYですが、実はデビューのきっかけはYOSHIKIだったのです。
そんなYOSHIKIとGLAYの現在の関係はどうなっているのか?
確執の噂や出会いも気になるところ。
YOSHIKIがプロデュースしたGLAYのデビュー曲「RAIN」が誕生するまでと、ライブで演奏しない理由をまとめてみましょう!
目次
YOSHIKIとGLAYの関係
XJAPANとGLAYにそんな関係があったなんて…
— こうすけ (@ksato9021) March 27, 2013
音楽の先輩と後輩の関係になりますね。
YOSHIKIとGLAYのリーダーのTAKUROさんの現在の年齢はどうでしょうか。
YOSHIKI:56歳
TAKURO:50歳
年齢的にも、YOSHIKIが先輩になってきます。
そして、プロデューサーとバンドとの関係でもあるのです。
GLAYのインディーズ1stアルバム「灰とダイヤモンド」は、YOSHIKIが設立した「エクスタシーレコード」から発売。
そして、メジャーデビュー曲「RAIN」は「プラチナムレコード」からリリースされた楽曲となっています。
ちなみに、エクスタシーレコードからは、LUNA SEAもデビューしていますよ。
今でこそ有名は話ではありますが、当時はネットもそこまで普及していなかったので、情報が出回っていませんでしたね。
GLAYをスカウトしていたのがYOSHIKIだったとは、ファンは驚いたことでしょう。
そんなYOSHIKIとGLAYの間には、確執があったとも言われていたのです。
YOSHIKIとGLAYの確執の噂
自分たちが独り立ちしていく過程でYOSHIKIさんに嫌な思いをさせたり、迷惑をかけていたのではないかとおわびしたいと思っていた。会うのが怖かった。 ―TAKURO (GLAY)―
— 管理人のメモbot (@visualfan_bot) January 25, 2022
現在、確執はないのではないでしょうか。
YOSHIKIがGLAYをプロデュースしていたのは有名な話ですし、誇らしいことですので、もっと発言しても良いのかなと思います。
しかし、YOSHIKIの口からGLAYに関する情報はあまり発信されなかったのです。
更にGLAY側も、せっかくYOSHIKIが作った名曲「RAIN」をライブで演奏していなかったですからね。
デビュー曲でもありますし、ライブではファンも喜んでくれるはずなのですが。
お互いに交流がないことから「YOSHIKIとGLAYには確執があるのか?」と、噂されてしまったのです。
しかし、NHKの番組「SONGS」でYOSHIKI、TAKUROさん、TERUさんでの対談が実現。
XJAPANのメンバーのSUGIZOからは、GLAYのライブに花が届けられますし、HISASHIさんはYOSHIKIのツイッターに絡んでくるとか。
現在はXJAPANのメンバーとGLAYのメンバーとの交流が行われているのです。
@YoshikiOfficial 今日1番最前列で記者会見を観覧させて頂きました!
至近距離で会えて嬉しかったです!
VISUAL JAPAN SUMMIT 2016楽しみにしてます(((o(*゚▽゚*)o))) pic.twitter.com/iu1VcekfRN— taiju (@taiju0000) July 25, 2016
2016年にはYOSHIKI主催の「VISUAL JAPAN SUMMIT 2016」の記者会見には、SUGIZOとTAKUROさんも登壇。
一緒にイベントを盛り上げたのです。
このようなことから確執はなく、現在はとても仲が良いと思われますよ。
YOSHIKIとGLAYの驚きの出会い
そもそもGLAYのRAINだってTAKUROの元曲JULIAを美味しく調理したのがRAINだし(おかげで7分のお歌にw)
YOSHIKIさんとGLAYの出会いの話は本当面白いから知らない人はググって欲しいw
あと、ロスでTERUがレコーディングで何十時間(?)だかスタジオに缶詰にされたのも有名な話… pic.twitter.com/97sjEXaWio
— りんね🌸🌟 (@saintrainxrin) January 29, 2020
GLAYのライブをYOSHIKIが観に行ったことがきっかけとなっています。
YOSHIKIはXJAPANでの成功を収め、別の場所では新たな才能に出会うことに興味を示していた時期。
その中で、エクスタシーレコードの新人発掘担当者から「気になるバンドがいる」と、聞かされていたのでした。
そのバンドこそが「GLAY」だったのです。
YOSHIKIはすぐにGLAYのデモテープを聴き、ライブを見に行くことに。
数十人のスタッフを引き連れて、フロアの後ろでGLAYの登場を待っていたのでした。
この日のライブは、スタッフより観客が少なかったと言われているので、YOSHIKIは目立ったでしょうね。
GLAYがステージに立つと、YOSHIKIはサウンドと歌詞に注目し聞き入ったそうなのです。
YOSHIKIはGLAYに対し、こう思ったとのこと。
YOSHIKI
優れた戦略があれば、GLAYは必ずメジャーシーンで成功する。
出会った時にYOSHIKIはGLAYの才能を認め、成功を確信していたのでしょう。
【YOSHIKIプロデュース】GLAYのデビュー曲「RAIN」の誕生まで
とあるツイート見て超GLAY聴きたくなった
灰とダイヤモンド引っ張り出そうかな
X JAPANのYOSHIKIさんプロデュースでデビューしたんよね
あー、Rain聴きたい
— あずにゃん。 (@ringring611) January 25, 2022
ライブを観に行ったYOSHIKIは、ステージ終了後に「これから時間はあるのかな。時間があれば、事務所で話をしたいのだけど。」とGLAYを誘ったのです。
当然、GLAYもYOSHIKIの存在は知っていましたし、エクスタシーレコードからデビューしたLUNA SEAも人気バンドとなっていましたからね。
若いバンドにとって、エクスタシーレコードに所属できることは売れるチャンスでもあったのです。
GLAYのメンバーがオフィスに到着すると、YOSHIKIは前置きなしに話し始めたと言います。
YOSHIKI
さっそくなんだけど、もし、みんなにその気があればエクスタシーからアルバムを出さないかな。
俺はもうそのつもりだけど。
YOSHIKIはGLAYを世に出したいと思ったのでしょうね。
当時からYOSHIKIは演奏者だけではなく、プロデューサーとのしての実力もあったのです。
YOSHIKI
この先、新しくメジャーレーベルを作ろうと思っているんだ。良かったらそのレーベルの最初のアーティストになってみる気はないかな?
まずはエクスタシーからアルバムを出す。そのアルバムは1万枚プレスしよう。
それがもし売れなくてもまったく問題ないよ。GLAYには責任はない。
ビジネスとして成功するか否かは、僕の責任だから。
YOSHIKIにとってはビジネスという感覚があったことから、GLAYを成功させる自信があったのでしょうね。
GLAYのメンバーはあまり言葉を発することなく、ただYOSHIKIの言葉を聞いていたそうなのです。
あまりに突然の話しに驚いたことでしょうね。。
『RAIN』がYOSHIKIプロデュースだと知った時もビックリしたけどね(笑)EDのスタッフロールも、GLAYよりYOSHIKIの文字が目立ってたし。当時のVHS見て笑ったwww
あと改めて聞くと、メンバーの言うとおりYOSHIKI色が濃いし強いし・・・YOSHIKIに染まってた!
— MITCHY (@answer_feat_kh3) January 28, 2022
そして、YOSHIKIの熱に応えるようにGLAYのメンバーも「どんな活動や楽曲を作っていきたいのか」「アルバムをどうしたいのか」自分達の考えを話し始めたのです。
YOSHIKIのプロデュースですが、任せっきりにするのではなく、GLAYのメンバーは対等な立場として楽曲制作について具体的に話し合ったとのこと。
その中で、TAKUROさんが「レコーディングをするなら、ぜひYOSHIKIさんにピアノを弾いて欲しいです。そんなこと、できないでしょうか?」と、YOSHIKIにお願いしたのです。
初対面でYOSHIKIにピアノ演奏を頼むとは、TAKUROさんも度胸がありますよね。
YOSHIKIの制作活動や演奏に関しては、XJAPANのメンバーのHIDEでさえも遠慮していたと言われていますからね。
そんなTAKUROを見て、YOSHIKIは「自分の意思を持った強い子だな」と、感心したとか。
しかし、TAKUROさんには、YOSHIKIと組むことに対し1つだけ心配事があったのです。
「エクスタシーに所属しているバンドは酒が飲めないとダメですか。先輩にイッキ飲みしろと言われても断れないのでしょうか? YOSHIKIさんの申し出を断ったら、誰でも殴られちゃうんですよね?」
笑えるような話ですが、昔のYOSHIKIやXJAPANのメンバーは、酒を飲んでのケンカは日常茶飯事でしたからね。
でもYOSHIKIのイメージはドラマーより武闘派でメチャ、ケンカが強いらしいっていうほうが強い。
— やぎちゃんぐぅ☆the VIBES (@ukkari_8_bei) March 12, 2012
そんなXJAPANもミリオンセラーを出し、東京ドームでライブをさせるバンドに成長。
さすがに社会的地位を感じ、落ち着くようになったのです。
昔のように暴れることができませんよね。
心配するTAKUROさんに対し、YOSHIKIは安心させてあげたのです。
YOSHIKI
みんなは曲を作り、レコーディングして、デビューすることだけを考えればいいんだからね。
YOSHIKIを信じ、契約を決めたGLAYだったのです。
そして、YOSHIKIと共にレコーディングを進め、1994年5月25日に「RAIN」と「灰とダイヤモンド」を同時に発売したのです。
現在、RAINを聴いてみるとYOSHIKIの色が強い曲だなと感じますね。
GLAYもデビュー当時はビジュアルよりでしたし、時代を感じる名曲となっています。
GLAYがライブで「RAIN」を演奏しない理由
GLAYのrainはほんまに泣ける
— 田中大田中 (@Ryukishigaia) January 27, 2022
YOSHIKIを超えるアレンジができなかったことで、演奏できなかったようなのです。
数々の名曲を生み出してきたTAKUROさんにしても、YOSHIKIのアレンジを超えるのは難しかったようですね。
TAKUROさんも妥協しない性格なので、完璧と思える曲しかライブで演奏することはないのでしょう。
そうなると、いくら名曲で人気曲のRAINだったとしても、ライブで演奏したくはなかったのかもしれませんね。
#GLAY 2015年 デビュー20周年
東京ドームライブで
YOSHIKIさんと奇跡の共演
デビュー曲「RAIN」披露 pic.twitter.com/8KAW9MQucN— GLAY情報シェア (@GLAY_share_fan) April 24, 2020
2015年には、GLAYのデビュー20周年ライブが東京ドームで開催されました。
アンコールではYOSHIKIがサプライズで登場し、GLAYのメンバーと一緒にRAINを演奏したのです。
これにはファンも大喜びですよね。
YOSHIKIはGLAYに対し、このようなメッセージを届けています。
YOSHIKI
デビューのきっかけを作ったのは僕かもしれないけど、20年間GLAYを支えてくれたのは、ファンやスタッフです。
YOSHIKIにとっては親心のような心境だったのでしょうね。
YOSHIKI(XJAPAN)とGLAYに対するファンの反応
YOSHIKIさん入ったRainとか。
最&高(;ω;)#MMHF #GLAY— suzu (@RiRie1029) January 25, 2022
誰かGLAYのRAINからXJAPANのTears聴きたくなる流れ分かってくれる人おらんかな…
— ふっかさん🦁キャンプ楽しみ⚾️ (@d74s620) January 28, 2022
昔、XJAPANの東京ドームに行ったとき、私の4列前に、黒いトレーナー着た4人組の男の子がいそいそと並んで入って行って座った(アリーナ席は段差ないので男子は嫌われる)んだけど、はっきり言ってそれGLAYだったんで、まわりはライブどころじゃないから関係者席に収まっててほしいwwww
— コットン (@CottonSherlock) December 6, 2015
エクスタシーギターカルテット♫#YOSHIKI #SUGIZO #TAKURO #HISASHI #ドリームフェスティバル2019 pic.twitter.com/CR3tfyL3vN
— LUNATIC_PHOTO (@LUNATIC_PHOTO) October 15, 2019
ルナフェス!杉さまがGLAYのTAKUROがやった周年のドームでYOSHIKI呼んでRAINやって最後YOSHIKIに「抱き締めていいすか?!」ってやったの真似してやってて微笑ましいったらないわよ
— M03Mikju (@M03Mikju) June 24, 2018
まとめ
YOSHIKIとGLAYの関係や確執、出会いからRAINのプロデュースまでをまとめています。
YOSHIKIとGLAYも奇跡的な出会いをしていますよね。
もし出会っていなければ、GLAYの成功もなかったかもしれません。
YOSHIKIには音楽の才能や実力もありますが、人を惹きつける力も持っているのでしょう。
これからYOSHIKIはどんなバンドや人と出会うのか、楽しみですね!