全国、世界でライブを開催してきたXJAPANですが、ホームのライブ会場と言えば東京ドームですよね。
1992年には日本人初の3daysを成功させ、1993年からは大晦日の東京ドームライブを開催しています。
東京ドームでのXジャンプは圧巻ですよね。
しかし、2009年以降は東京ドームでのライブが開催されていません。
現在、東京ドームを出禁になっているとか。。
東京ドームでライブができない理由、開催された回数と合わせて調べてみましょう!
XJAPANが東京ドームでライブができない理由
ジャンプ禁止っつったらXJAPAN
禁止してもやるから東京ドーム出禁になったんだぞ…やべぇだろXJAPAN。大好き。#ジャンプ禁止 pic.twitter.com/rksneFOpqs— あっきゅん (@akky_ahtjpn) October 24, 2019
Xジャンプが禁止されている
Xジャンプが禁止されてしまったら、XJAPANのライブとは言えませんからね。
Xジャンプとは?
代表曲「X」のサビに合わせて、腕をクロスさせジャンプする。
インディーズの頃から「X」はアンコールで演奏されることが多く、会場が一体になって盛り上がります。
XJAPANのライブも規模が大きくなるにつれ、ジャンプする人数も増えてきますよね。
東京ドームでしたら、5万人が一斉にジャンプをするわけですから。
この5万人のジャンプによって、震度3の揺れが発生したと言われています。
当然、近隣の住民は驚きますし、XJAPANの東京ドームが原因となれば苦情も入ります。
これでは東京ドーム側としても、XJAPANにライブをやらせるわけにはいきませんからね。
ジャンプ禁止…
Xジャンプ禁止…
つら…#XJAPAN #Xジャンプ#京セラドーム pic.twitter.com/WAlY4nKbx5— ookini (@ookiniXJAPAN) January 28, 2020
会場には「Xジャンプ禁止」の看板があったとか。
YOSHIKIも東京ドームでライブをやらない理由について、このように語っています。
YOSHIKI
Xジャンプなんですよ。それが原因でできないんです。
Xジャンプを本当にやらなければ開催していいと言われている。
XJAPANのライブにとって、「X」は欠かせない1曲。
演奏せずにライブはできないですし、YOSHIKIが約束を守るとは思えませんけどね。
出禁になっている
東京ドームでの演奏時間は、21:30までの規定があったようですが、XJAPANはお構いなしだったとか。
東京ドームにも当然、使用時間があります。
使用時間から逆算して、ライブのスタート時間だったり、リハ、入りの時間などが決まってくるでしょう。
しかし、XJAPANのライブとなればYOSHIKIのコンディションやリハなどで、開演時間が遅れるのは当たり前という。
2時間遅れで、ライブが始まったこともありますからね。
その分スタートが遅れれば、終了時間も遅れてしまいます。
約束の時間になってもライブが終わらないXJAPANに対し、東京ドーム側からクレームが入ったのでしょう。
東京ドームからしてみれば、約束を守らないXJAPANに貸すわけにはいかないですからね。。
YOSHIKIも出禁について、コメントしています。
YOSHIKI
僕らは前例があるので・・・出入り禁止!
笑って語っていたこともありますので、出禁の噂は本当かもしれませんよ。
予定が合わない
東京ドームでライブを開催するには、1年以上前から予定を抑えければならないと言われています。
しかし、XJAPANやYOSHIKIのスケジュールは流動的で、予定が全くわかりませんよね。
昔と違い東京ドームでライブができるアーティストも増えてきましたし、他のアーティストも早く予定を抑えたいところ。
東京ドームの予定は早い者勝ちですからね。
東京ドーム側も、確実にライブを開催してくれるアーティストを優先するのは当たり前のこと。
そうなると、XJAPAN側と東京ドーム側で予定を合わせるのは難しいと思いますよ。
東京ドームの必要がない
現在でも熱狂的なファンがいるXJAPANですので、東京ドームでライブを開催しても満席にはなるでしょう。
しかし、XJAPANとしてもファンともっと近い距離で楽しみたいのかもしれません。
東京ドームはとにかく広いので、メンバーとの距離は遠く感じてしまいます。
筆者も何度も東京ドームでのライブには参戦していますが、遠すぎて全くメンバーが見えないという。。
特に背の低い方は、大変なのかなと思いますよ。
席によっては結局、スクリーンで見るしかないことにも。
そう思うと、運命共同体としては、アリーナやホールの方がメンバーをしっかり確認することができますし、一体感を楽しめますからね。
今となってはXJAPANのライブに参戦できるだけでも、貴重ですけどね。
資金繰り
東京ドームでライブをするとなると、莫大な資金が必要となります。
2008年に開催されたXJAPANの復活ライブは、25億円の費用がかかったと話題になりました。
現在のXJAPANは大手事務所に所属しているわけでもなく、スポンサーもいないと言われています。
そんな状態でさすがのYOSHIKIも、数億円の費用を負担するのは難しいのかなとも。
お客さんが入ればペイできるかもしれませんが、開催する方もヒヤヒヤですよね。
XJAPANとしてもそこまで費用をかけて、東京ドームでライブを開催したいとは思わなくなってきたのではないでしょうか。
90年代の大晦日の東京ドームと言えば、「XJAPANがライブをする」ことが暗黙の了解でした。
間違いなく日本のバンドのトップだったでしょうし、それだけ圧倒的な存在感だったのです。
もう10年以上は東京ドームでライブを開催していない、XJAPAN。
現在はほぼ活動休止のような状態ですのでライブはもちろん、楽曲の発売やイベントもありません。
今でも人気、実力が揃っているXJAPANですので、どこかのタイミングで東京ドームライブが開催されることを期待しておきましょう。
XJAPANの東京ドームライブの回数
いざ最終日。今日は09年の東京ドーム18回目の夜スペシャル。個人的にも最強だった回。 #xjapan pic.twitter.com/Z73hGOxbnx
— kurekure_kun (@kurekure_kun) July 17, 2017
18回になっています。
数々の伝説を残してきた、XJAPANの東京ドームライブを振り返ってみましょう。
【1】 1991年8月23日「Violence in Jealousy Tour 1991 〜夢の中にだけ生きて〜 」
メジャーデビューからわずか2年で開催された、初の東京ドームライブ。
ライブ前日のリハーサルでは、YOSHIKIの伝説になっている「カレーが辛かった事件」がありましたね。
【2,3,4】 1992年1月5.6.7日 「破滅に向かって」
日本人アーティスト初となる、3日間連続での東京ドームライブ。
3日間で12万人が集まり、盛り上がりましたね。
しかし、このライブを最後にメンバーのTAIJIが脱退。
Xとしての、ラストライブとなったのです。
【5,6】 1993年12月30.31日 「RETURNS」
XJAPANに改名してからの初ライブとなり、ベースのHEATHのお披露目ライブにもなりましたね。
セトリには30分の大曲「ART OF LIFE」もフルバージョンで演奏され、話題になったライブでもあります。
このライブをきっかけに、メンバーの髪型や衣装も落ち着いていきましたね。
【7,8】 1994年12月30.31日 「青い夜/白い夜」
まさかの1曲目で「X」が演奏される、驚きのセトリ。
いきなりのXジャンプですから、テンションもついていけないという。
名曲「DAHLIA」や「SCARS」が披露されたのも、このライブでしたね。
白い夜では、「紅」のYOSHIKIのドラムが大暴走し、メンバーが大変だったとか。
【9,10】 1995年12月30.31日 「DAHLIA TOUR 1995-1996」
XJAPANに改名してからは、初めての全国ツアー。
なんと、4年ぶりという。
この頃のXJAPANは、東京ドームでしかライブを開催しなかったですからね。
しかし、YOSHIKIの体調不良が原因で、ツアーは中止となってしまったのです。
【11,12】 1996年12月30.31日 「DAHLIA TOUR FINAL」
5年ぶりに発売されたアルバム「DAHLIA」が中心のセトリ。
なんと、1曲目からのドラムソロが始まるという。
YOSHIKIも復帰後だったので、気合いが入っているのが伝わりますよね。
YOSHIKIの弟の林光樹さんがダミーで登場していたなど、後に話題になったライブでもあります。
【13】 1997年12月31日 「THE LAST LIVE〜最後の夜〜」
TOSHIの脱退もあり、XJAPANは解散を発表。
このライブがXJAPANにとってのラストライブとなってしまったのです。
最後の新曲として、「THE LAST SONG」も披露されました。
涙なしには観ることのできない、感動的なライブでしたね。
【14,15,16】 2008年3月28.29.30日 「XJAPAN 攻撃再開 2008 I.V. 〜破滅に向かって〜」
XJAPANは再結成を果たし、10年ぶりに東京ドームに帰ってきました。
復活ライブながら、開場、開演が2時間以上遅れるという。。
そして、ライブのアンコールではYOSHIKIが失神し、そのまま終焉となってしまったのです。
初日は不完全燃焼のライブではありましたが、XJAPANのライブがまた観れたことに満足ですよね。
【17,18】 2009年5月2.3日 「XJAPAN WORLD TOUR Live in TOKYO〜攻撃続行中〜」
再結成後サポートメンバーだったSUGIZOが、XJAPANのメンバーとして正式に加入。
SUGIZOのバイオリンから始まる「紅」と「DAHLIA」は、今までのXJAPANにはないバージョンで、カッコよかったですよ。
そして、このライブがXJAPANにとって最後の東京ドームとなってしまったのです。
毎回何かしらの伝説を残す、XJAPANの東京ドームライブ。
YOSHIKIとしては、「20回を目指す」と発言していたので、また東京ドームでのライブが開催されることがあるのでしょうか。
その時には、また新しい伝説が生まれそうですね。
XJAPANの東京ドームライブの思い出
X のインディーズ時代のライブを見ると、後のXJAPANで数万人規模の東京ドームでやってたライブの内容と曲が違うだけで数十人しか入らないライブハウス時代から同じ完成度でやっていて、ライブハウスがドーム規模に見えるところが凄い
— はななっち (@1ba8na4na) January 23, 2022
関係ないけど若い頃V聴いてた頃、Xjapanの東京ドームライブのラスト行ったけど。あれ離れた水道橋駅までジャンプの振動聞こえるのな
— 天晴🙂BDC (@b3snakano) January 17, 2022
('94東京ドーム公演のオープニングのXで)あいつ、バックのチューニングが狂ってるのに、ちゃんと歌い始めるんだぜ。なんで、あんなことができるんだろう。バックの演奏、聴いてないのかな(笑)
PATA
— X JAPAN bot (@xjapan_bot) January 19, 2022
みんな音がよくないとか言うけれど、俺、東京ドームは嫌いじゃないですよ。 - YOSHIKI #XJAPAN
— X JAPAN INFO (@XJAPAN_INFO) January 17, 2022
ぎゃー(乂Д・)エーックスのカウントダウンライブの写真出てきた(笑)真ん中私(笑)東京ドーム当時受験生でした#XJAPAN #カウントダウンライブ#昔 pic.twitter.com/koqVyDkLSo
— ニャオギ🐱 (@09122250kota) January 22, 2022
まとめ
XJAPANが東京ドームでライブができない理由、開催回数をまとめています。
Xジャンプが原因や出禁の噂など、伝説が耐えないXJAPANですよね。
果たして、これから東京ドームでのライブはあるのでしょうか。
また開催される日を楽しみにしておきましょう!